KNOG クリエイティブな製品はどんな環境で生まれるのか? 【VOL.2】 KNOGチームと過ごした週末

メルボルンの街を紹介させていただく前に、金曜日のミーティング後、週末を一緒に過ごすため南に移動します。

ローンという海辺の街のAirbnbで過ごします。
今回は、週末を一緒に過ごしながら将来の展望についてミーティングをすることが目的。
150㎞、車で2時間ほどのドライブです。

グレートオーシャンロードを経てローンへ

途中の道のりは有名なグレートオーシャンロード。
その名の通り、素晴らしい海を眺める事ができる道です。
ちょうど金曜日から週末にかけてサイクルイベントをしているようで、
たくさんのサイクリストとすれ違います。

都市部から車で1時間ほどでこんなに素晴らしい自然にたどり着けるのもメルボルンの素晴らしさと感じました。

Airbnbにステイ

そして、ローンの街に着きAirbnbに。
自然に囲まれ、周辺の森には野生のコアラ、カンガルー等いるらしい。
家の周りにはさすがにコアラはいなかったですが、日本のハト感覚でいろいろな野鳥がやってきます。

自転車で追いかけてくるメンバーも

デザイナーのニックは、若いメンバーですが若いだけあり電車と自走で現地まで到着。
ロードにこのシャツスタイルで乗るというのがちょっと新鮮でカッコよかったです。
特にデザインに関わるメンバーは自転車に乗り楽しみながらフィールドで製品をテストしています。
もちろん前後にKNOGライト。フラッシングさせながら、グレートオーシャンロードを走ってきたようです。

調理に見るチームワークとセンス

宿につくやいなや、社長のヒューゴを中心に、てきぱきと夕食の準備をしていきます。
エンジニアと財務担当者が野菜を切り、社長が魚を仕込んで肉を焼く。 外でビールを飲んでいたかと思うと、デザイナーたちが盛り付け、セールス担当が仕上げというように 誰が指示するわけでもなくみるみるうちに料理ができあがっていきます。

チームワークの素晴らしさを感じます。

いろいろ散らかってくると、誰かが気づかないうちに片づけ常に食材が魅力に見え、でも、きれいすぎて落ち着かないという事もなく、うまく表現できないですが、いろいろいろとカッコイイ、魅力的だと感じます。

ものを仕込んで組み立て、美しく仕上げるという過程がデザインと似ているからか、KNOGのメンバーは皆、調理が上手で、そして色合い、盛り付け等が素晴らしい。
果物を切って並べるとそれもまたきれい。
そして、味付けも素晴らしく、海外のレストランで食べるどのステーキよりもおいしかったです。
馴れ馴れしいクッカーバード(白い鳥)が、エンジニアのショーンのステーキをさらって飛び去っていくハプニングもありましたが。

遊びと仕事がシームレス

一緒に食事をとりながら感じたのは、KNOGは日常会話から、デザインの話、マーケッティング、ブランディングと話が常にシームレスに移り変わります。
そして、先ほどの料理の時にも感じた、役員、ベテラン、新人、関係なく、皆意見をよく言います。
意見が180度違う事も推奨され、それはおもしろいと評価されます。
そして、常にジョークと笑いが絶えない本当に幸せな気分になるチームだなと感じます。

窓には、新製品のスケッチが貼られ、いつでもその前で意見交換が行われます。
食後、ビリヤードを楽しんでいたかと思うと、ゲーム終了後、 ビリヤード台の上に、製品スケッチを置きラインナップを検討。

2時間のミーティング、流れ星を見に外に出て再びミーティング。
私が、力尽きてベッドに入ってからも、KNOGメンバーはまだまだそこからミーティングが続いていたようす。

どこを切り取っても「KNOG」

「ミーティング」と書きましたが、彼らにその感覚はなく、 いいものを作るという同じ目的に向かい会話を楽しんでいるだけなのだと思います。

ですので、そこに遊びと仕事という線はなく、彼らの生き方がそのまま「デザイン」の追求を楽しむことにあるようで、メンバーそれぞれ、一緒に過ごした時間全て、どこを切り取っても「KNOG」と強く感じる集団です。

この雰囲気を出せる会社というはなかなかないと思います。 翌朝電池の切れたカメラを充電すると、ニックとアントンの笑顔が。 人を常にワクワクさせたりドキドキさせる、少年のようないたずら心が魅力の一つなのかもしれません。

KNOG ブランドマネージャー 松野 岳

VOL.3へ

 
KNOG 訪問レポート

 

KNOG記事一覧へ

 

KNOGカタログページへ

KNOGホームページへ

 

関連記事一覧