元?BMXレーサー 土井 昭 SDA王滝100km 3度目の挑戦 VOL.1

新年号である令和元年の6月9日に長野県王滝村にて行われるSDA王滝100kmに3度目の挑戦をすることになりました。
すでにレースまで1カ月を切っていますが今回も大会へ向けての準備から大会終了までの参戦記を数回に分けてお届けしますのでよろしくお願いします。
自分は決してロング系のトップアスリートなどではありませんのでこれから王滝に挑戦したい方や気になっている方の参考になればと思います。

SDA王滝100kmとは?

SDA王滝100kmは2008年から開催されていて基本的には春5月と秋9月に年2回開催されています。
距離 約100km 獲得標高約2500mアップダウンの多いダートの林道を中心としたコースをグルッと1周するレースです。

スタート後は3カ所のエイド(水がもらえる)以外はスタッフがいないのでトラブルなどは基本的に自分で解決しなくてはいけません。まさにセルフディスカバリーアドベンチャーですね。

100km(秋は120kmもあり)、42km、20kmとクラス分けがあり、勝負にこだわるライダーから景色を眺めながら完走を目的としたライダーまで幅広く参加されています。
バイクも29er軽量フルサスバイクからファットバイク、シングルギア、中にはシクロクロスバイクや20インチ、1輪車で参加している方もいて楽しみ方は自由、ただし自己責任!という珍しい大会です。

 

さて、自分はもともとBMXレーサーですがなぜスプリントレースのBMXとは真逆の競技であるSDA王滝100kmになぜ出場したのか?その経緯はこちらの初挑戦したときの記事をご覧ください。(1回目の挑戦へ)

2回目の挑戦

今回で3回目ですがもちろん2回目があったわけです。

初挑戦のレース後、あまりにも過酷だったので一緒に参加したメンバー全員が「もう、王滝はお腹いっぱいやな。次はないな。」という会話をしていました。

しかし人というのは不思議なもので時間が経つと徐々に辛かった記憶が薄れてきます。

そしてなんだかんだで再びDIATECスタッフ4名を巻き込んで翌年2018年5月に2度目の王滝挑戦!
ライバルでもあるDIATECスタッフ兼ライダーの増田には絶対にリベンジがしたいところです。

(レース前日の様子。全員29erのバイクで気合いが入っています。mootsがカッコいい。)

結果、体もずいぶん良くなりバイクやトレーニング方法を見直した成果があって劇的にタイムと順位を延ばすことに成功しました。
増田に勝っただけではなく一緒に参加したメンバーの中ではまさかの1位!
(バイクやトレーニング方法については後ほどお伝えしたいと思います。)

初挑戦2017年と2回目2018年の比較

■2017年5月 100kmの部 出走811名 完走625名(エントリー総数1600名以上!)
土井390位 8時間28分 / 増田285位 7時間47分
■2018年5月 100kmの部 出走780名 完走695名
土井125位 6時間03分 / 増田194位 6時間24分

2018年は災害によりコース変更され強度が低かったこともありタイムが大幅に短縮しましたが2人とも大きく順位を上げています。さすが2回目!
この時点でライバルである増田との王滝での勝敗は1勝1敗。

ゴール後、体は疲れているが増田に勝ったのでとても元気。
この結果のために頑張ってきたので完全に浮かれてます。(笑)

増田のゴール後、勝てると思っていたらしくかなり悔しそう。最高です!

土井 「これで1勝1敗やから王滝での勝負は終わりやな。勝ち逃げや!(笑)」

この「勝ち逃げや!」のフレーズが増田の闘争心に火を付けてしまった…。

増田 「いやいや、勝ち逃げはないでしょう!1勝1敗なので勝負をつけましょう!」

う~ん、これは面倒なことになってしまったかもしれない…。
これをきっかけに負けず嫌い同士の土井vs増田の戦いはヒートアップし、まさかのシクロクロスに参戦することになる。
(Instagramやfacebookで #土井vs増田 で検索すればその様子を見ていただけます)。

続く

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元?BMXレーサー 土井 昭 SDA王滝100km 3度目の挑戦

 

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