mucky nutz 廃プラスチックを 無くす取り組みについて
日本でもようやくはじまったレジ袋有料化へ向けた取り組み。
環境先進国イギリスの状況とMucky Nutzの環境保護へのアプローチとは。
現代の生活の中では、プラスチックは切っては切れない存在ですが、そのプラスチックがゴミになった時、様々な問題が引き起こされます。 自然をフィールドに楽しむ自転車という乗り物だからこそ、プラスチックのことについて少し掘り下げてみましょう。
どんな問題が起こるのか?
海洋プラスチック問題が第一に。海に流れたプラスチックが、生態系を含む環境の悪化などにつながっています。地球規模で広がってきており、北極や南極でも観測されたという報告があります。
対処するには?
そもそも使用を減らすこと。2020年7月1日にコンビニ袋も有料化されました。 リデュース、リユース、リサイクル でも、便利なプラスチック製品はまだまだ身近で便利な存在。使用するには、その次のリサイクルについても考えておきたいところです。 環境省が打ち出した「プラスチック資源循環戦略」では …
- 2025年までに リユース、リサイクル可能に
- 2030年までに 使い捨てプラスチックの排出量を25%カット、 6割 リユース、リサイクル。
- 2035年までに 使用済プラスチックを100%リユース・リサイクル
と数値目標を定め、2020年7月1日にはレジ袋の有料化がスタートしました。 減らして、再利用するということは、世界で共通の取り組みになります。
Mucky Nutzの取り組みは?
では、プラスチック製品であるMucky Nutzはどんな取り組みをしているのか? MuckyNutzは、世界中のプラスチックごみを削減するため、可能な限りすべての製品に対して、100%リサイクルプラスチックを原料にすることを決定。 100%リサイクルの原料を採用した最初の製品は2018年のMug Guardでした。
担当のマットさんに聞いてみました
Mucky Nutzはイギリスの会社として、プラスチック製品の製造者として責任を負っています。プラスチックは軽量で、耐久性、柔軟性に優れ、加工に最適な素材です。 私達は廃棄物を減らし、環境を保護するのに役立つ最良の方法で製品を生産したいと考えています。
国際的な流通に対してカーボンフットプリント※を減らすため、最小限のパッケージングを特徴とし、バルク品として出荷しています。 私達の製品はタイプ5ポリプロピレン(英国規格)で製造しており、使用後に再利用可能です。MugGuardに使用するプラスチックは産業用プラスチックの廃棄物を再利用しています。
私達の製品は、タフに使え、長い期間使用できるよう設計されています。長い役目を終え、もしも廃棄するタイミングがきたとしても、完全にリサイクル可能です!
※カーボンフットプリント(CFP) 製品が製造され販売されるまでに排出された温室効果ガス排出量
Mucky Nutsの環境への取り組みは、
Youtubeでも紹介されています。 ぜひご覧ください。
タイプ5 ポリプロピレンって?
マットさんの話に出てきた、タイプ5とはなんの事でしょう?
リサイクル先進国のイギリスの規格のようですが、調べてみるとプラスチックのリサイクルに対して興味が持てる内容でしたので紹介させて頂きます。
イギリスのプラスチック基準
イギリスの製品には、プラスチック製品に1から7までの数字が入った表記があります。リサイクルの可能性についての情報を示したものになります。 2,4,5が最も安全で、1も再利用可能、3,6,7は極力避ける必要があります。
この分類により、
- 再利用できるプラスチック
- 埋立地に埋められるものよりもリサイクルされる 可能性が高いプラスチック
を選択することができるようになります。
Safe Plastic Numbers
※イギリスの小麦や籐の茎を利用したストローを展開するyesstraws のBLOGより引用 https://yesstraws.com/blogs/news/types-of-plastic-plastic-numbers-guide