ABUS 見た目同じなチェーンロック実際どうなのでしょう?

各社いろいろなチェーンロックがありますが、実際のその要となる強度はどうでしょう?
見た目は似たような鉄のチェーンですが、

実際にチェーンをカットして調べてみました。

結果から見えること

切断面の違い

弱い鋼材は、きれいにとんがった切断面に 強い鋼材は強い力で破断します。
素材の強さ、硬さが分かります。

左が他社、右がABUS

粘りが違う!!

この2社を比べると、スペックや、断面も同じ。
切断に要した力が少し大きいD社に軍配が?と見えます。

でも実は、ABUSのチェーンは切れたのは片側、もう片側は残っています。
硬いだけでなく、粘りも重要な要素になります。

丸形より、四角のチェーンを

オススメチェーンロック

とにかく耐久性：ABUS 8807K

8807K(LEVEL8の7mmチェーン)は13倍以上の力を加えても切断できず

元砲丸投げ選手が、それなりにしっかり目立つ大きめの工具で、 地面に押し付けながら力を加えても切断ができなかったのは このラインナップの中では、8807Kでした。

とにかく強いカギをという場合はこのレベル以上のものをお選び下さい。
ただし、重量も増えてきますのでそのバランスを。

携帯性も考慮に：5805シリーズ

+1000円で一気に強度UP

カギで最も人気があるのは、2,000～3,000円台。
2,000円と3,000円のカギの差はそんなに大きくありませんが、 この+1,000円で強度が格段にアップします。
実は途中で、切断工具を少し大きめなものに切り替えており、 元の工具で切れなくて切り替えたのが、この5805。
そして、宙に浮かせた状態で腕力だけで切断しようとすると、 大きめの工具の方でも切れませんでした。

今回は素材編ということで、他社含めチェーンの太さ、形状、断面などの視点から強さを見ていきました。
カギの強さをより引き出すには、正しいカギのかけ方も重要になってきます。
合わせてご確認ください。

最後にABUSクイズを一つ

Q. ABUSロック製造の最初の工程は何?

A. 鋼材の検品

入荷した鋼材を徹底的に検品して、 ABUSの品質を満たしていなければ返品になります。
徹底した品質の追究をする、製造現場の様子はこちらで

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