
ENVE Foundation ROADモデル 徹底解剖
果たしてFoundationシリーズはただの廉価版か?
それともENVE最新のテクノロジー搭載の最強モデルか?
ラインナップ
- ROAD用 リムハイト45mm ENVE45
- ROAD用リムハイト65mm ENVE65

基本スペック
ENVE 45
¥179,800-
リム重量がスペックより軽い
カタログ値重量455g /実測平均452g (6セットより平均値)
| SPEC | FRONT | REAR | SET | 
|---|---|---|---|
| リム重量 | 455g(実測平均452g 6セットより平均値) | 455g(実測平均452g 6セットより平均値) | 910g | 
| ホイール重量 | 725g | 836g | 1,561g | 
| リムハイト | 45mm | 45mm | |
| リム 内幅 | 21mm | 21mm | |
| リム 外幅 | 28mm | 28mm | |
| ブレーキタイプ | DISC | DISC | |
| フックド or フックレス | フックレス | フックレス | |
| チューブレス対応 | YES | YES | |
| ホール数 | 24H | 24H | |
| 最小タイヤサイズ | 25C | 25C | |
| 最大タイヤサイズ | 45C | 45C | |
| エアロ効果の高いタイヤサイズ | 25C-28C | 25C-28C | |
| 最大エア圧 | 90PSI | 90PSI |  | 
推奨タイヤに関して
https://www.enve.com/en/lp/tire-compatibility/
エア圧に関して
https://www.enve.com/en/tirepressure/
参考DATA
| MODEL | SES 3.4 DISC | SES 5.6 Disc | 
|---|---|---|
| ハイト フロント | 38mm | 54mm | 
| ハイト リヤ | 45mm | 63mm | 
| rim 幅(内) | 21mm | 20/19mm | 
| rim 幅(外) | 28mm | 29/28mm | 
| RIM フロント単体重量 | 387g | 449g(実測455g) | 
| RIM リヤ単体重量 | 393g(実測394g) | 477g | 
搭載テクノロジーは?
1.Molded spoke hole
これは ENVEのパテント (#US 8,313,155)
リムにドリルで穴を開けないためカーボン繊維を切らない
リムの最も剛性保持に大切な場所にカーボン繊維を分断するような穴加工をしない
大きな衝撃が来たときに粘ってくれる・薄くすることができる

ENVE 3.4

※ENVEは実際のニップルが当たる部分の厚みは2.1mmより薄いのが写真でわかる
他社は?
ほとんどのメーカーは繊維を切っている そのためニップルホール部分が肉厚

2.最新のエアロ設計

ENVE45は上位モデルSES5.6DISCと戦える 
3.4 discと比較して2W低く5.6 discとほぼ同じ(風向き0度の場合)
ENVE65は上位モデルSES7.8と戦える
SES7.8と比較して3W大きい(風向き0度の場合)

3.重量もベアリングも同じハブ

| MODEL | ENVE 45/65 | ENVE SES3.4 DISC | 
|---|---|---|
| ハフ フロント | 124g | 127g | 
| ハブ リヤ SHIMANO 11S | 253g | 250g | 
| ハブ リヤ SRAM XD | 232g | 232g | 
違いはフランジ形状
加工工程を省略するためによくある通常のフランジ形状を採用
しかし重量は同等。
違いは フランジのハイト違い?
これはフィーリングと剛性にどう影響を与えるか?第二弾で検証!!
4.最新のフックレス仕様
チューブレス専用設計(もちろんパンク時はチューブ使用可能)
ENVEは、これからの2.3年でロードも確実にチューブレス&チューブレスレディ全盛になると考えています。
その最新設計が採用されています。

さらにENVE独自の耐パンク性を高めるワイドフレックスビードを採用。

まとめ
【エアロダイナミクス(48km/h 正面からの風)】
7.8 disc(108w) < enve65(111W) < 5.6disc≒ENVE45(112W) < 3.4DISC(113W)
【重量】
7.8 disc(1,651g) > enve65(1,621g) > 5.6disc(1,553g)≒ENVE45(1,541g)>3.4DISC(1,420g)
【価格】
SESシリーズ ¥358,000+tax > ENVE45/65 ¥179,800+tax
値段・スペックだけで見るとファンデーションコレクションはスペックでほぼ互角
さらに最新テクノロジー搭載。
この内容で約18万円は非常にお得。
これは絶対に廉価版ではありません。
Enveってどうして凄い?
Enveはホイール開発だけで30人以上のエンジニアが最高のホイールを作り上げることに挑んでいます。
カーボンならカーボンフレームのメーカーが凄いのではと思うかもしれませんが、このシンプルなホイールですらこれだけの人数のエンジニア、それもほとんどが相当なハイレベルなライダー (某有名メーカーのトップエンジニアも多数移籍している)が日夜最高のホイールを求め開発しています。
サンプルを設計からテストサンプルまでを5日で作ることができる体制。(わずか5日!!)
そして徹底的にラボでテスト、ライドでテストを繰り返し製品化されます。
ここまでのメーカーは絶対にありません。
カーボンホイールのほとんどはサンプルから中国もしくは台湾で作られており、それが理想の追求を妨げいます。
(台湾・中国でも合計3、4社しか実はハイエンドカーボンホイール作る工場がないのが事実です)




 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							