
LEZYNE 正しいLEDライトの選び方 その1 【バッテリー編】
ルーメン視点 < バッテリー視点
LEDライトを選ぶ時つい、最大出力のルーメンに目が行きがち。
でも、実際に使用する時に1000ルーメン等で使うシチュエーションはなかなか来ません。
LEZYNEでは、街中、郊外の両方をカバーするのは400~600ルーメンが最適と考えています。
400-600ルーメンで必要な点灯時間
そう考えて選んで頂くと選択肢が見えやすくなってきます。
ではここで、バッテリーの容量を見ていく前に、
Li-ion(リチウムイオン)、Li-po(リチウムポリマー)バッテリーと
バッテリー自体に違いがあることに気づきます。
今回はバッテリーのいろいろを調べてみました。
ランタイムを支えるバッテリー Li-ion、Li-poバッテリーの違いは?
調べてみると、
リチウムポリマーも、リチウムイオン二次電池(リチウムイオン電池)の一種で
電解質に、ゲル状のポリマーを使っている・・・ゴニョゴニョ
難しい言葉でよくわからないので
おりゃっとライトの中身を分解してチェック。
(分解されると保証が効かなくなりますのでマネしないでください)
百聞は一見にしかずバッテリーの形をチェック
それぞれのメリット、デメリット
実はそんなになかった?
さらにもう少し調べてみました。 これでも、まだ分かりにくいと思いますが、比較表で。
もともと、Li-poの方がメモリー効果(継ぎ足し充電での電圧降下)がなく、 繰り返し充電に強いという認識でしたが、 実は、それはリチウムイオンも同じで、 メモリー効果があるのはリチウムニッカド電池、ニッケル電池のことのよう。
じゃあ実際あまり差がないの?
と見ていくと、 設計上どちらかを選択する必要があることが見えてきます。
Li-poのメリット、デメリット
- 小さく軽量
- 形状の自由度が高い。基盤の裏に入れたり、薄型の機器にも対応
- 有害物質が少ない
- 外部圧力に弱い。危険。LEZYNEのようなメタルボディが重要
- コストは高い
→軽量、コンパクト重視のライト向け
Li-ionのメリット、デメリット
- コストあたりの容量を大きく取れる
- 外部圧力に強い
- ボディーは大きくなってしまう
→ランタイム重視のライト向け
バッテリーはうまく使えば1000回以上充電可能
リチウムイオン製品で1年も満たないうちに、充電できなくなってしまったとかいう事がある場合は、 ぜひ一度チェックしてみてください。
純正マウントボルト以外は使用厳禁
マウントのネジの奥には基盤やバッテリーがあります。
もしも規定よりも長いボルトを使用して、基盤やバッテリーを損傷した場合、
発火や爆発につながる恐れがあります。
必ず純正ボルトをご使用ください。
いかがでしたでしょうか?
まずは、バッテリーの種類、扱い方について整理させて頂きました。
次回は、モデル別容量別にライトをチェックしていきたいと思います。
LEZYNE 正しいLEDライトの選び方



