アメリカ探乗訪記 2018 SPRING シーオッタークラッシック VOL.2

3日目

ダウンヒル

タンデムもあり、親子で楽しんでいた。
ダウンヒルをスタート直後のジャンプセクションに一番観客が集まるのだが、この日一番の盛り上がりだったのはこのタンデム親子だった。
とにかく盛り上げてくれるのでこちらもテンションアップです。

ホールチェアも同じ年齢分けクラスで参加、皆気遣ってない、良い意味で。
お腹出たおじさん多い、そして速い!もちろんそうでない人もね。 CAT1がセミプロ相当だが、実質29歳以下がプロ予備軍って感じで走りがピチピチしている。

実は先日のデュアルスラローム終了後、オーリンズにてテクニカルセミナーも兼ねて、フォークを120㎜→150㎜へストロークアップ。

さらに27.5インチ→29インチ化。&チューブレス化。
CUSHCOREやorangeseal など色々あったのですが、全て現地調達可能だったスタンズで。

ダウンヒルレースもCAT1-3まで、さらに各カテゴリーで年齢分けされていて、自己申告。とても寛容で出やすい。
スタートの招集がかかると速い人は先に出走順を確保していく。

実はここでも前走者に詰まらないように出走順の取り合いもあった。
本気の人から完全に年1回これだけ出ますみたいな人まで。みんな楽しそう! 協会管轄のようで、前日にこのイベントだけ有効な申請を行った。

ダウンヒルの練習なんかではOh,hardtail Cool!!に加え、Hey,Brother!!なんて言われて完全に仲間である。
そんな陽気なライダー達だが、さすがにスタート前になると、自分の世界に入り込む人がいたりして若干緊張が伝わってくる。

子供達がめちゃくちゃ上手い!!

レース終了後は散策。
これがラグナ・セカ名物コークスクリュー。

そして下ってみた。
手前がかなりの登り勾配で、自転車でスピード付けては無理があるが、数々の名勝負が行われたその場所と思うとワクワクしてくる。
コースはレース時以外は出入り可能。この時はシクロクロスのレース中だったので、ほぼ1周できてコークスクリューもいけました。

別のメンバーはシクロクロスに挑戦。

ここから下は気になったものご紹介

超短いステム20㎜。ハンドルがくりぬかれている!

サスペンション付きハンドル。 モトクロスのパーツメーカーのよう。

懐かしのFAT CHANCE
オールドスクールかと思いきや、フレームは最新規格・最新ジオメトリーだった。

こちらのFISHER$200にてフリーマーケット。
オリジナルステムも付いてて欲しかったが、持って帰る術がなく諦める。

遠征用テントにこれ良い。

地元紙では早速シーオッター特集。

ショーン・パーマーのバイク!!
皆一瞬立ち止まって見ていく。

ParkToolのブースに大変お世話になる。
スタンドもあって、工具というよりはメカニックスペースを提供してくれた

会場MAP
とにかく広い。出展ブランドはなんと600超え!!

オーバーブリッジを渡りレースに向かう。
ここからテンションも緊張も上がっていく。

日本にも来てくれたLEZYNEのディロン。
実はアメリカナショナルレースのチャンピオンの経歴の持ち主。

ダニーマカスキルのDrop AND Roll。
ショーアップされたストリートトライアルショー。早めにいかないと見る場所確保するのが大変。

当時あこがれたGT RST

帰国日の帰り道、サンタ・クルーズにあるSANTA CRUZに立ち寄る。
シーオッターに出展のため、中はガラガラでしたけどね。

旅の最後はサンタクルーズに立ち寄りコーヒーでホッとする。
このVERVEcoffeeは朝にライドを開催していて、参加者へはライド終了後にコーヒーが振舞われるのです。 店内がすごく開放的でキレイ。長居してしまいそうです。

アメリカの道走っていると、楽しそうなトレイルの入り口がいくつもある。ロードでガンガン走るライダーでない限り、ついついそちらに逸れたくなる人が多いのではないでしょうか?

横道にそれたらすぐトレイルがある。となると栄えてくるのがグラベル系含めダートライドが自然な流れなように思います。
また、トレイルのある所はそのエリア一帯に数本、数十本とトレイルが広がっている場合が多いので、1日では走りきれない。エリアとエリアで繋いで走りまくることができる。
ここまで楽しめる環境があるアメリカにも関わらず、イベントがあれば沢山の人が集まる。とにかく個々でも楽しむし、イベントはレースメインというよりは、もう完全にお祭りなのでありました。
ライド好きが同じ場所にあつまったら楽しくないわけがない。というのを改めて感じながらアメリカ探乗訪記2018SPRINGとさせていただきます。

 

 

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